学 校 長 挨 拶

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”緑したたる 谷あいの”
この校歌にあるように、鞍居小学校は山の中にある。
世界でも珍しい「鞍居桃」と「おちふじ」があり、いろいろな種類の野鳥も飛んでいる。鞍居川沿いの菜の花や桜、万勝院のボタン、大杉野の蛍、金出地のコスモス・・・素晴らしい自然がすぐそばにある。しかし、子どもたちはその素晴らしさを感じていない。少子化が進み、三世代同居の家庭が80%を越える環境の中で、子どもは王様のように大事に育てられ逞しさがない。優しい心はもっているが、未知のことにチャレンジしたり自分の考えを主張したりすることが苦手である。
そこで、「児童が楽しく登校できる活力ある学校づくり」を目指して努力している。
 学習面では、基礎・基本の徹底を図り、よい学習習慣をつけることで、確実に力を伸ばしたい。そして、新しいことにも意欲的にチャレンジする姿勢を育てたい。
生活面では、基本的な生活習慣の徹底を図り、善悪のけじめをきちんとつける。お互いの良さを認め合う集団づくりに力を入れる。
健康面では、基礎体力の向上を図り、特に持久力や柔軟性を育てたい。そして粘り強さやけがに強い体をつくる。
目標を決め、一つ一つ確実にステップアップすることの大切さに気づかせ、一層意欲的な姿勢を育てたい。大きな目標を達成するために、細かい具体的な目標を持たせ、一つ一つクリアしていくことで成就感をもたせたい。成就感を積み重ねることで、子どもは大きな自信を持つことができる。すると新しいことにも意欲的な姿勢で取り組めるようになる。これを繰り返すことによって、子どもは確実に力をつける。
一人一人が力をつけてくると、集団の力はずっと強いものになってくる。そうして学校全体がエネルギッシュになる。
 子どもたち自身が学校に誇りを持てるような学校にしたい。